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紹介内容
主祭神:
・神功皇后[じんぐうこうごう]
・国之常立神[くにのとこたちのかみ]
ほか
※神功皇后…仲哀天皇[ちゅうあいてんのう]の妃で、応神天皇の母。
三韓征伐(朝鮮出兵)の日本軍総大将。
摂社/末社:
・三照宮
・芹川天満宮
・兵主社
ほか
創建/建立時期:
・不明
平安京遷都のタイミングでは、既に社があったので、
飛鳥か奈良の時代に建立と思われます。
平安京建都にあたり、南側の守護となる四神「朱雀」を祀るように
大増築されたらしいです。
※平安京の四神「朱雀」の「京都五社めぐり」(スタンプラリー)の対象。
また平安時代中期以降では、時の天皇が熊野詣などの遠出で、
旅の安全祈願を行ったところから、現在も「旅の安全」のご利益が。
その延長線で「交通安全」というご利益があり、
城南宮の御札をつけている車が、京都市内等ではよく見かけます。
かなり昔は、「小椋池」という大湿地帯の北端あたりだったそうで、
色々と水運に関する逸話があります。
たとえば、「一寸法師」がお椀の船で上陸した箇所がこのあたりとかで、
境内に「一寸法師」の立板があります。※写真の通り。
幕末の鳥羽伏見の戦いでは、京都南の港という事で、
戦略的な位置となった事とか。
伏見区は特に地下水の水脈が豊富で、お酒のメーカーが多いのも有名ですね。
月桂冠 宝酒造 黄桜 キンシ正宗他
ここ城南宮も地下水が「伏見名水」に選ばれております。
ちなみに「伏見名水スタンプラリー」ってのもあったり(笑)
日本酒好きの小生には、香りと味(水の)も楽しめて、
五感で色々と感じることができる 心が落ち着ける場所でもあります。
境内に大きな庭園があり、2月から3月にかけては、
梅が見ごろとなるので、見物人で溢れます。
アクセス:
・近鉄/地下鉄烏丸線竹田駅から 市バス乗車
バス停「城南宮東口」で下車 城南宮道を西へ200m程で
敷地内に入る鳥居があります。駅から歩くと15~20分かかります。
・JR京都駅ないし京阪電鉄「中書島」駅から 市バス乗車
バス停「城南宮」で下車 国道1号線の東側に見える森が城南宮です。
(京都南インターが真北に見えます。)
・車では、名神高速道路 京都南インター 南方向(伏見・宇治方面)へ出て
すぐの信号を南へ過ぎてすぐ左に駐車場入口。(車の厄払いの受付あり)
<CE見聞録>
現在は国道1号線が真横を南北に走っており、上記の通り、
名神高速の京都南ICがすぐ北にあります。
元々街道や旅の安全の御利益から、
今の時代も車の厄除けや交通安全祈願と、京都府民では必須な神社に。
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