タイトル

コラム - 京洛八社めぐり
ファイルNo

21
施設名

スイカテンマングウ
水火天満宮
所在地

京都府京都市上京区
堀川通寺之内上る2丁目扇町722-10
紹介動画


紹介内容
主祭神:
・菅原道真


摂社/末社:
・白太夫社
・六玉稲荷社
ほか


創建/建立時期:
・923年


京洛八社集印めぐりの対象の天神さんにて、またの名を「水火天神社」。

藤原時平の計略によって、醍醐天皇の政権から、
太宰権帥に降格人事にて太宰府に事実上左遷となった菅原道真公。

道真公が九州で没後、京の都は天災や疫病にて、
公家や政界の重鎮等が続々と落命。藤原時平もその一人であった。

醍醐天皇や周辺公家達は「菅原道真公の祟りでは?」とのゴシップにより
色々と情報を集めはじめた。

かつて、道真公は延暦寺の「尊意[そんい]僧正」と会談を行っており、
その尊意の屋敷がこの地にあると判明。

醍醐天皇は早速に尊意に事情説明した所、尊意の敷地内に供養の社殿が建設。
神号として「天満自在天神」と与えた事で「天満宮の第一号」になります。

※大宰府天満宮は、最初「天原山院安楽寺」というお寺で、
 天満宮の社号は990年頃からである。


西陣地区にかなり近いけども、
応仁の乱や火災等による焼損や破損した等の記録がないので、
無傷であったと思われます。


かな~~り時が進んで、


1952年(昭和27年) 堀川通りの大拡張工事に伴って、ちょっぴり東に移動し、
元の場所は今も片側3車線の「堀川通り」となっております。
また、境内南側は「天神公園」として市民の憩いの場となっております。


アクセス:
・京都駅より 市バス9乗車 天神公園前下車 堀川通の東側に。
・地下鉄烏丸線鞍馬口駅より 上御霊前通りを 西へ徒歩約15分。
・車では境内すぐ北に数大規模のコインパーキングがあり。


<CE見聞録>
ウナギの寝床ちっくな、東西に細長い天神さんなんですが、
コンパクトに各社殿が並んでいます。
四季折々の木々も植えられているので、年中楽しめれます。

シーイーはここの天神さんが大好きなんですよ。
なぜかここに来るとスッキリするというか。

現地の写真

頂いた御朱印

京洛八社めぐり
京都市内にある八カ所の神社を巡る一種のスタンプラリーにて、
平安・室町・明治に建立された神社が対象です。
ちなみに、半分が天神様に縁ある所です。

烏丸通りに隣接や、近くだったりするので、
地下鉄と市バスを効率よく使うと、日中に回れます。
紹介動画

社号 鎮座地 紹介
文子天満宮 下京区間之町通花屋町下る天神町400
菅大臣神社 中京区仏光寺通新町西入る菅大臣町187
下御靈神社 中京区寺町通丸太町下る御霊前町
菅原院天満宮神社 上京区烏丸通下立売下る堀松町408
護王神社 上京区烏丸通下長者下る桜鶴円町385
御靈神社 上京区上御霊堅町495
白峯神宮 上京区今出川通堀川東入る
水火天満宮 上京区堀川通寺之内上る2丁目扇町722-10