紹介動画
紹介内容
主祭神:
・菅原道真
摂社/末社:
・八幡宮神社
・春日大明神
・白太夫社
ほか幾つか
創建/建立時期:
・平安時代中期の云
菅原道真公が太宰府左遷の時に、都から出て最初に宿泊した所にて、
幼馴染である「在原業平」「中小路宗則」らと、歌舞音曲を楽しんだ地。
「我が魂長くこの地にとどまるべし」と涙を流して別れたという。
<説1>
宗則は道中を摂津国の高槻まで同行し、
別れ際に道真自身が彫った木彫りの像を託した。
<説2>
親戚でもある宗則は、太宰府まで同行し、補佐官として勤めて、
道真公の没により、長岡京に道真自身が彫った木彫りの像を持ち帰った。
その像を祀る社を建てたのが始まりという。
裏手の公園には「梅園」も造園されました。
しばらく時は流れ…
1638年(江戸初期) 八条宮智仁親王[はちじょうのみや としひとしんのう]によって
「八条が池」が造園されました。
※八条宮智仁親王
後陽成天皇の弟にして、豊臣秀吉の養子に一時なっていた人。
和歌や連歌に才能があり、「桂離宮」の創設者でもある。
この時に中小路家から妻を迎えたといもいう。
阪急電鉄も駅が開業したことにより、参拝者の足が設けられたことで、
明治時代にも大々的な改修が行われて、
尚一層の参拝者が来るようになったといいます。
今は八条が池に「錦水亭」という料亭の座敷が張り出しであり、
よく時代劇の撮影で使用されました。
また、サザエさんのオープニングにも登場した事があります。
小生が中学生の頃まで、この池には貸しボートがありましたが、
今は水上橋が増設されたことで廃止に。今はそこから蓮や菖蒲が見れます。
また参道となる回廊は「きりしまつつじ」が植えられており、
GWの頃には満開で「深紅の垣根」となります。
アクセス:
・JR東海道本線(京都線)「長岡京」駅下車 阪急バスで「長岡天満宮」下車。
・阪急電鉄「長岡天神」下車 西口から阪急バスで3駅 ないし 徒歩8分程。
バス停から見て西側の斜面は、池の堤で、階段を上り鳥居をくぐると、
つつじの回廊から社殿へ。
・車では、国道171号線「勝竜寺」交差点を西へ3kmほど進み、
「長岡京IC」の交差点を北へ1kmほどの左手の階段の上に八条が池の鳥居。
そのまま進み「八条が池」の交差点を西へ200m程のT字交差点を南に向くと鳥居。
契約のコインパーキングがその先にあります。八条が池をぐる~っと廻る感じです。
<CE見聞録>
シーイーの地元にある天神さんなので、毎年正月には必ず参詣します。
また京都十六社めぐりでもあり、通勤・帰宅で通る事もしばしば。
由来がかなり大きなところなので、菅公聖跡二十五拝にも選ばれております。
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