タイトル

コラム - 京都十六社朱印めぐり
ファイルNo

15
施設名

ナガオカテンマングウ
長岡天満宮
所在地

京都府
長岡京市天神2-15-13
紹介動画


紹介内容
主祭神:
・菅原道真


摂社/末社:
・八幡宮神社
・春日大明神
・白太夫社
ほか幾つか


創建/建立時期:
・平安時代中期の云


菅原道真公が太宰府左遷の時に、都から出て最初に宿泊した所にて、
幼馴染である「在原業平」「中小路宗則」らと、歌舞音曲を楽しんだ地。
「我が魂長くこの地にとどまるべし」と涙を流して別れたという。


<説1>
宗則は道中を摂津国の高槻まで同行し、
別れ際に道真自身が彫った木彫りの像を託した。

<説2>
親戚でもある宗則は、太宰府まで同行し、補佐官として勤めて、
道真公の没により、長岡京に道真自身が彫った木彫りの像を持ち帰った。


その像を祀る社を建てたのが始まりという。

裏手の公園には「梅園」も造園されました。


しばらく時は流れ…


1638年(江戸初期) 八条宮智仁親王[はちじょうのみや としひとしんのう]によって
「八条が池」が造園されました。

※八条宮智仁親王
 後陽成天皇の弟にして、豊臣秀吉の養子に一時なっていた人。
 和歌や連歌に才能があり、「桂離宮」の創設者でもある。
 この時に中小路家から妻を迎えたといもいう。


阪急電鉄も駅が開業したことにより、参拝者の足が設けられたことで、
明治時代にも大々的な改修が行われて、
尚一層の参拝者が来るようになったといいます。


今は八条が池に「錦水亭」という料亭の座敷が張り出しであり、
よく時代劇の撮影で使用されました。
また、サザエさんのオープニングにも登場した事があります。

小生が中学生の頃まで、この池には貸しボートがありましたが、
今は水上橋が増設されたことで廃止に。今はそこから蓮や菖蒲が見れます。
また参道となる回廊は「きりしまつつじ」が植えられており、
GWの頃には満開で「深紅の垣根」となります。


アクセス:
・JR東海道本線(京都線)「長岡京」駅下車 阪急バスで「長岡天満宮」下車。
・阪急電鉄「長岡天神」下車 西口から阪急バスで3駅 ないし 徒歩8分程。

 バス停から見て西側の斜面は、池の堤で、階段を上り鳥居をくぐると、
 つつじの回廊から社殿へ。

・車では、国道171号線「勝竜寺」交差点を西へ3kmほど進み、
 「長岡京IC」の交差点を北へ1kmほどの左手の階段の上に八条が池の鳥居。
 そのまま進み「八条が池」の交差点を西へ200m程のT字交差点を南に向くと鳥居。
 契約のコインパーキングがその先にあります。八条が池をぐる~っと廻る感じです。


<CE見聞録>
シーイーの地元にある天神さんなので、毎年正月には必ず参詣します。
また京都十六社めぐりでもあり、通勤・帰宅で通る事もしばしば。
由来がかなり大きなところなので、菅公聖跡二十五拝にも選ばれております。

現地の写真

頂いた御朱印

京都十六社朱印めぐり
毎年の元日から二月半ばまでの期間で行われています。
京都市中心部だけでなく、伏見区や長岡京市まで広域の範囲にて、
プランを立ての参拝で、ギリギリ一日で回りきれるかどうかです。

シーイーは2日に分けて参拝してます。
紹介動画

社号 鎮座地 紹介
御香宮神社 伏見区御香宮門前町174
藤森神社 伏見区深草鳥居崎町609
新熊野神社 東山区今熊野椥ノ森町42
豊国神社 東山区大和大路通正面茶屋町530
市比賣神社 下京区六条通河原町西入本塩竈町593
粟田神社 東山区粟田口鍛冶町1
熊野若王子神社 左京区若王子町2
岡崎神社 左京区岡崎東天王町51
京都熊野神社 左京区聖護院山王町43
御靈神社 上京区上御霊堅町495
今宮神社 北区紫野今宮町21
敷地神社(わら天神) 北区衣笠天神森町10
京都春日神社 右京区西院春日町61
六孫王神社 南区壬生通八条角
吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13