タイトル

コラム - 京都十六社朱印めぐり
ファイルNo

4
施設名

トヨクニジンジャ
豊国神社
所在地

京都府京都市東山区
大和大路通正面茶屋町530
紹介動画


紹介内容
<方広寺>

宗派:
・宗派は 天台宗
・開基は 豊臣秀吉
・開山は 古渓宗陳


本尊:
・盧舎那仏


創建/建立時期:
・1595年(文禄4年)


<豊国神社>

主祭神:
・豊国大明神[とよくにだいみょうじん]


摂社/末社:
・貞照社
※正室「寧々[ねね](高台院[こうだい いん])」が祀られている。


創建/建立時期:
・1599年


方広寺は、豊臣秀吉が「刀狩り」で集まった各武器の鉄などをリサイクル目的で、
建立を命令したことで作られた「京都大仏殿」になります。

建築などの人材については、「太閤検地」で判明した石高を定規にして、
各大名が作業者を派遣により作られました。(初代の大仏)

完成してまもなく、
秀吉の居城である「伏見城」の大破したという、
京都が震源と推察される大地震で大仏も倒壊。

という歴史があります。


その後に豊臣秀頼が大仏を再建、(二代目の大仏)。
大きな釣鐘も設置されたが、釣鐘に刻印の文言のうち、
「国家安康」「君臣豊楽」について幕府が異を唱えたことで、
大坂の陣になってしまって、
豊臣家が滅亡すると、賊により大仏が破壊されてしまった。


江戸幕府が三代目の大仏を再建するも、
1798年(寛政10年)に落雷で消失してから、仏像の再建は行われず。


明治になって、明治天皇の建立命により、
秀吉を主祭神にする「豊国神社」がかつての方広寺の境内に建立。

豊臣寧々(秀吉の正室)も「摂社の貞照社」の主祭神として迎えられてます。


近年では、京都十六社巡りの対象神社となっており、
シーイーが三箇日に必ず参拝している神社です。


アクセス:
・京阪電鉄「七条」駅から西へ150m(京都国立博物館があり)
 「大和大路七条」の交差点を北へ100mほど

・京都市バス「七条京阪前」ないし「博物館三十三間堂前」下車
 「大和大路七条」の交差点ヘ向かい、北へ100mほど

・車では「大和大路七条」の交差点を北へ100mほど
 境内に駐車スペースが若干あります。


<CE見聞録>
豊臣家に関する色々な寺社が、江戸初期に破却されているので、
倒幕以降に明治天皇にて再興されたひとつになります。
現在も上記の釣鐘が隣にありますので、一緒にみてあげてください。

現地の写真

頂いた御朱印

京都十六社朱印めぐり
毎年の元日から二月半ばまでの期間で行われています。
京都市中心部だけでなく、伏見区や長岡京市まで広域の範囲にて、
プランを立ての参拝で、ギリギリ一日で回りきれるかどうかです。

シーイーは2日に分けて参拝してます。
紹介動画

社号 鎮座地 紹介
御香宮神社 伏見区御香宮門前町174
藤森神社 伏見区深草鳥居崎町609
新熊野神社 東山区今熊野椥ノ森町42
豊国神社 東山区大和大路通正面茶屋町530
市比賣神社 下京区六条通河原町西入本塩竈町593
粟田神社 東山区粟田口鍛冶町1
熊野若王子神社 左京区若王子町2
岡崎神社 左京区岡崎東天王町51
京都熊野神社 左京区聖護院山王町43
御靈神社 上京区上御霊堅町495
今宮神社 北区紫野今宮町21
敷地神社(わら天神) 北区衣笠天神森町10
京都春日神社 右京区西院春日町61
六孫王神社 南区壬生通八条角
吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13