タイトル

コラム - 京都十六社朱印めぐり
ファイルNo

61
施設名

イマミヤジンジャ
今宮神社
所在地

京都府京都市北区
紫野今宮町21
紹介動画


紹介内容
主祭神:
・おおなむちのみこと(大己貴命)
・ことしろぬしのみこと(事代主命)
・くしなだひめのみこと(奇稲田姫命)


摂社/末社:
・疫社(素盞鳴命[すさのをのみこと]を祭っている)
・大将軍社
・稲荷社
・織田稲荷社(1590年辺りに増設にて織田信長を祭っている)
ほか


創建/建立時期:
・平安時代以前


平安時代には、既に「素盞鳴命」を祀る小ぶりの社殿があったといいます。、
飛鳥時代~奈良時代にかけてに建立されたと推算されます。
平安時代に本格的な社殿が建てられたとの事。

素盞鳴命は疫病封じの神につき、都で発生した疫病を鎮める為に、
上御霊神社 / 下御霊神社 / 八坂神社などと合わせて御霊会が営まれた。

そんな背景から、宮廷をはじめ公家・武家・民衆から厚く崇敬されており、
天災などで壊れてしまっても、すぐに修復されるという神社だったが、
さすがに応仁と文明の乱での修復はままならず、荒廃していたそうです。
※都が不安定な状況だったので、修復どころではなかったという。

その後、豊臣政権の時代になって、やっと修復が施されて、
秀吉が神輿を1基寄贈。


また、徳川三代将軍家光の側室にて、五代将軍綱吉の生母である「桂昌院」は
今宮神社を崇拝していた背景から、家光に嘆願し社領の50石が寄与。
社殿の整備などが行われて、繁栄する事となりました。


平穏な状態で明治維新を迎えたが…
1896年(明治29年)に本殿が焼失してしまい、6年後の1902年(明治35年)に再建し
今に至っているとの事です。


アクセス:
・市バス「今宮神社前」下車すぐ。
 または「船岡山」 下車 参道を北上100mほど歩くと正面の山門。
・車だと、境内東側にコインパーキングあり。

境内の東口には「あぶり餅」のお店が並んでいます。


<CE見聞録>
正面の通りが「今宮通り」と通りの名前になっている程です。
船岡山(建勲神社)の真北300m程でしょうか、それを意識したのか、
境内末社で織田信長が祀られているのが、秀吉らしいといった処。

現地の写真

頂いた御朱印

京都十六社朱印めぐり
毎年の元日から二月半ばまでの期間で行われています。
京都市中心部だけでなく、伏見区や長岡京市まで広域の範囲にて、
プランを立ての参拝で、ギリギリ一日で回りきれるかどうかです。

シーイーは2日に分けて参拝してます。
紹介動画

社号 鎮座地 紹介
御香宮神社 伏見区御香宮門前町174
藤森神社 伏見区深草鳥居崎町609
新熊野神社 東山区今熊野椥ノ森町42
豊国神社 東山区大和大路通正面茶屋町530
市比賣神社 下京区六条通河原町西入本塩竈町593
粟田神社 東山区粟田口鍛冶町1
熊野若王子神社 左京区若王子町2
岡崎神社 左京区岡崎東天王町51
京都熊野神社 左京区聖護院山王町43
御靈神社 上京区上御霊堅町495
今宮神社 北区紫野今宮町21
敷地神社(わら天神) 北区衣笠天神森町10
京都春日神社 右京区西院春日町61
六孫王神社 南区壬生通八条角
吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13