タイトル

コラム - 京都十六社朱印めぐり
ファイルNo

26
施設名

キョウトカスガジンジャ
京都春日神社
所在地

京都府京都市右京区
西院春日町61
紹介動画


紹介内容
主祭神:
・たけみかづち(建御賀豆智命)
ほか


摂社/末社:
・還来[もどろき]神社


創建/建立時期:
・833年


元々は嵯峨[さが]天皇の隠居所にて、
弟の淳和[じゅんわ]天皇が隠居宣言したことで、嵯峨院から淳和院に譲れらて、
嵯峨院は右京(現在の大覚寺)に引越しした。

そこから淳和院離宮[じゅんわいん りきゅう]と呼ばれるようになった。

淳和院は「春日神社」を崇敬していたそうで、
833年 奈良の春日大社から勧請して、屋敷内に春日社を設けたの始まりとのこと。

淳和院が崩御すると、神社そのものへと改築されました。

境内の中にある還来神社では、
還来大神が祀られていて、旅の安全ご利益。
そこから「出兵から無事に帰れる」との信心とされたので、
日清戦争以降において、近隣から出発の兵士達が祈願したそうです。
また戦没者を祀る招魂碑も、この地に移設されて改築されたそうです。
※招魂碑は、元々京福電鉄「西院[さい]」駅の近くにあったとか。


平成時代に近隣の発掘調査が行われており、
平安時代初期の色々なものが出土したそうで、
当時の文化などを知る文献となったようです。


アクセス:
・阪急電鉄「西院[さいいん]」京福電鉄「西院[さい]」駅 下車
 市営バス「西大路四条」 下車
 四条通を西へ「佐井(さい)通り」(春日通り とも)を北上したら左手にあり。
・車の場合、佐井西通り(北向き一方通行)側に境内の駐車場(数台)あり。
 イベントの日は諦めてください。
 佐井通りのちょっぴり北にも、中規模のコインパーキングがあり。


<おまけ>
紹介文を読んで、「やたら「さい」という言葉が目立つ。」と思われたかと。
天皇が隠居すると「上皇」となり、「院」とも呼ばれます。
「都の西側にある院(淳和院離宮)」から「西院[さい]」の説があります。
※上皇が実権を揮う政治を「院政」と言いますよね。


<CE見聞録>
四条通りからすこし北へ上る処にある神社にて、
なぜ「春日」と呼ばれているのかは不明なシーイー。
「佐井通り」を下ると、電子部品メーカが電飾をしている木があります。

現地の写真

頂いた御朱印

京都十六社朱印めぐり
毎年の元日から二月半ばまでの期間で行われています。
京都市中心部だけでなく、伏見区や長岡京市まで広域の範囲にて、
プランを立ての参拝で、ギリギリ一日で回りきれるかどうかです。

シーイーは2日に分けて参拝してます。
紹介動画

社号 鎮座地 紹介
御香宮神社 伏見区御香宮門前町174
藤森神社 伏見区深草鳥居崎町609
新熊野神社 東山区今熊野椥ノ森町42
豊国神社 東山区大和大路通正面茶屋町530
市比賣神社 下京区六条通河原町西入本塩竈町593
粟田神社 東山区粟田口鍛冶町1
熊野若王子神社 左京区若王子町2
岡崎神社 左京区岡崎東天王町51
京都熊野神社 左京区聖護院山王町43
御靈神社 上京区上御霊堅町495
今宮神社 北区紫野今宮町21
敷地神社(わら天神) 北区衣笠天神森町10
京都春日神社 右京区西院春日町61
六孫王神社 南区壬生通八条角
吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13