紹介動画
紹介内容
主祭神:
・たけみかづち(建御賀豆智命)
ほか
摂社/末社:
・還来[もどろき]神社
創建/建立時期:
・833年
元々は嵯峨[さが]天皇の隠居所にて、
弟の淳和[じゅんわ]天皇が隠居宣言したことで、嵯峨院から淳和院に譲れらて、
嵯峨院は右京(現在の大覚寺)に引越しした。
そこから淳和院離宮[じゅんわいん りきゅう]と呼ばれるようになった。
淳和院は「春日神社」を崇敬していたそうで、
833年 奈良の春日大社から勧請して、屋敷内に春日社を設けたの始まりとのこと。
淳和院が崩御すると、神社そのものへと改築されました。
境内の中にある還来神社では、
還来大神が祀られていて、旅の安全ご利益。
そこから「出兵から無事に帰れる」との信心とされたので、
日清戦争以降において、近隣から出発の兵士達が祈願したそうです。
また戦没者を祀る招魂碑も、この地に移設されて改築されたそうです。
※招魂碑は、元々京福電鉄「西院[さい]」駅の近くにあったとか。
平成時代に近隣の発掘調査が行われており、
平安時代初期の色々なものが出土したそうで、
当時の文化などを知る文献となったようです。
アクセス:
・阪急電鉄「西院[さいいん]」京福電鉄「西院[さい]」駅 下車
市営バス「西大路四条」 下車
四条通を西へ「佐井(さい)通り」(春日通り とも)を北上したら左手にあり。
・車の場合、佐井西通り(北向き一方通行)側に境内の駐車場(数台)あり。
イベントの日は諦めてください。
佐井通りのちょっぴり北にも、中規模のコインパーキングがあり。
<おまけ>
紹介文を読んで、「やたら「さい」という言葉が目立つ。」と思われたかと。
天皇が隠居すると「上皇」となり、「院」とも呼ばれます。
「都の西側にある院(淳和院離宮)」から「西院[さい]」の説があります。
※上皇が実権を揮う政治を「院政」と言いますよね。
<CE見聞録>
四条通りからすこし北へ上る処にある神社にて、
なぜ「春日」と呼ばれているのかは不明なシーイー。
「佐井通り」を下ると、電子部品メーカが電飾をしている木があります。
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