タイトル

コラム - 京都十六社朱印めぐり
ファイルNo

44
施設名

フジノモリジンジャ
藤森神社
所在地

京都府京都市伏見区
深草鳥居崎町609
紹介動画


紹介内容
主祭神:
・すさのおのみこと(素盞嗚命)
・さわらしんのう(早良親王)
ほか


摂社/末社:
・大将軍社
・八幡宮社
・祖霊社
・天満宮社
ほか


創建/建立時期:
・200~210年のあたり



神功皇后が三韓征伐(朝鮮半島)から凱旋した際に、自身では戦を行わないと決め、
使用していた具足(甲冑)を納める塚を創り、祭祀を行ったのが始まりで、
軍旗を立てた場所もある事から「旗塚」と呼ばれる施設もあります。

また塚周辺には、菖蒲が沢山咲いていたそうで、

「鎧兜と菖蒲が飾ってある」

から

「端午の節句(菖蒲の節句)」

が始まった地とされております。


神功皇后が戦勝の後に凱旋した事から、「勝負事に勝つ」というご利益があります。
また端午の節句には例祭の「駈馬神事」が行われて、
競馬関係者や愛好家からも信仰があります。

781年 蒙古が日本へ攻め寄せ、早良親王が大将軍となり、これを撃退した。
出陣の際、当社に戦勝祈願したことより、「弓兵政所」の名がついた。
そして境内にある蒙古塚は、この時の蒙古軍の大将の首を埋めたとされてますが、

※大陸側の記録では、当時にモンゴルから日本へ侵略の記録が無いことから、
 東南アジアのいずれかの国が攻め込んだのではないかと、研究が続けられてるそうです。

早良親王が上述の事以外でもよく参拝されたそうで、
平安初期に彼を祀る祭壇も作られたそうです。


室町時代になると6代将軍の「足利義教」が、「大将軍社」を境内に移設復旧。
現在もその社殿が本殿北西にあります。



アクセス:
・京阪電鉄「墨染」 下車 東すぐの通りを北へ100~150m
 最初の信号を東へ、藤森小学校を過ぎたら境内南口の鳥居。
 真っ直ぐ行くと西口が道沿いに。本殿のすぐ横に出ます。
・JR奈良線「JR藤森」下車 西へ150m程で境内南口。
・市バス 「藤森神社」または「藤森神社前」 下車 すぐ。
・車だと、境内南側と北側に、契約のコインパーキングがあり。
 境内西側の南北の通りは、北向き一方通行なので、行き過ぎに注意。
 簡単に戻れないというオチが。


<CE見聞録>
端午節句が発祥なので、男性であれば、
一度は参詣していただきたい神社になります。

2017年のお正月に参詣の時には、白馬がつながれておりました。
社務所の方に聞いてみたら、この年から始まったとの事。

現地の写真

頂いた御朱印

京都十六社朱印めぐり
毎年の元日から二月半ばまでの期間で行われています。
京都市中心部だけでなく、伏見区や長岡京市まで広域の範囲にて、
プランを立ての参拝で、ギリギリ一日で回りきれるかどうかです。

シーイーは2日に分けて参拝してます。
紹介動画

社号 鎮座地 紹介
御香宮神社 伏見区御香宮門前町174
藤森神社 伏見区深草鳥居崎町609
新熊野神社 東山区今熊野椥ノ森町42
豊国神社 東山区大和大路通正面茶屋町530
市比賣神社 下京区六条通河原町西入本塩竈町593
粟田神社 東山区粟田口鍛冶町1
熊野若王子神社 左京区若王子町2
岡崎神社 左京区岡崎東天王町51
京都熊野神社 左京区聖護院山王町43
御靈神社 上京区上御霊堅町495
今宮神社 北区紫野今宮町21
敷地神社(わら天神) 北区衣笠天神森町10
京都春日神社 右京区西院春日町61
六孫王神社 南区壬生通八条角
吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13