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紹介内容
主祭神:
・六孫王大神[ろくそん の おう おおかみ]
・天照皇大御神[あまてらす すめ おおみかみ]
・八幡大神[はちまんおおかみ]
摂社/末社:
・誕生水弁財天社
建立/創建時期:
・963年
この地は、源経基[みなもと の つねもと]の住居である「八条亭」があった。
この「経基」は、初代の源氏当主。
清和天皇の第6皇子・貞純親王の子なので「六孫王」の愛称であった。
つまり…天皇の孫になります。
また、源頼光/頼朝/義経の数代前であり、
新田氏 足利氏 小笠原氏 今川氏 土岐氏といった名門の「祖」になります。
彼が臨終の床で、「邸内に埋葬してほしい。池の龍となって子孫を護ろう。」
と残したそうで、子息が遺言の通りに社を建てたのが始まりという。
邸宅としての歴史も中々複雑で、
平治の乱で源氏が衰退すると、平家が住宅とした。
源平合戦で平家が衰退すると、源氏に返却された。
その後は源氏に関係する人物が住んでいたとも。
天災や戦災で社殿が壊れたが、経基の墓所だけが残っていたらしく、
江戸時代に再興され、その社殿が現在に至るそうです。
アクセス:
・京都駅八条口から東へ2Kmあたりにあります。歩くと20分前後か。
・市バスを利用だと、京都駅の八条口か烏丸口から 市バス16系統 乗車
「六孫王神社前」下車が便利。
この系統は、京都駅の両口と東寺や羅城門などを通るバスです。
・車だと、九条通りから「壬生道」を北に進み、
八条通との交差点にて、左斜め前の鳥居をくぐれば境内駐車場。
<CE見聞録>
東寺の北口から程近く、平安京の位置としては、
大宮通りに程近く、かなり南側の一角になります。
つまり羅城門からも近いので、武者達が都を警護するに、
もってこいの位置だったと思います。
「源氏発祥」の背景に都の立地も影響があったと思う処ですね。
2017年10月に経基公の歌碑が設けられました。
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