タイトル

コラム - 菅公聖蹟二十五拝
ファイルNo

100
施設名

ソウミョウジテンマングウ
道明寺天満宮
所在地

大阪府
藤井寺市1-16$221240
紹介内容
主祭神:
・菅原道真
・あめのほ(天穂日命)
・かくじゅうに(覚寿尼…菅原道真公のおば)

摂社/末社:
・土師社
・白太夫社
ほか


創建/建立時期:
・奈良時代(垂仁天皇の頃)らしい。


ここ道明寺は、道真の血統である「土師[はぜ]」氏の一族が住んでおり、
土師氏の氏神として「土師寺」が建立されていた。
また、道真からすると「おば」にあたる「覚寿尼」や「いとこ」などが住んでいたので、
よくこの地を訪問していたそうです。

道真はこの地を「ふるさとである」と詠んだ詩もあり、
太宰府へ向かう直前にもこの地を訪れ、親戚との別れを惜しんだとの記録もある。

後に一族から初の大臣となった道真の供養をすべく、
廟(院)を立てたのが始まりであり、いつしか神社に方向転換となっております。

そんなエピソードから、「菅公聖蹟二十五拝」に選出されて、
第8番目となっております。


アクセス:
・近鉄南大阪線 「道明寺」駅 下車 西へ160m程で正面に。
・車の場合、西名阪自動車道の藤井寺ICから東へ500mほどの「土師の里」交差点を南下。
 「道明寺」交差点を東へ250mほどで境内駐車場の入口へ。


<CE見聞録>
梅だけでなく桜も多く植えてあって、小生の参拝のタイミングでは
桜が八分咲きでした。花見のお客さんもおられて、いい頃合だったのかも。

現地の写真

頂いた御朱印

菅公聖蹟二十五拝
蝦夷国を「北海道」と命名した松浦武四郎公は、
実は天神さんの信者でした。
西日本での道真公縁の神社を巡っていた彼は、
訪問先で「鏡」を奉納していた。
さらに自分が歩いた軌跡として、なんと天神巡りの双六を作成。

これが菅公聖蹟二十五拝の始まりになります。
双六の所々には小さな天満宮や末社の天神さんもあったりします。
紹介動画

番号 社号 鎮座地 紹介
第1番 菅原院天満宮神社 上京区烏丸通下立売下る堀松町408
第2番 錦天満宮 中京区新京極通り四条上る中之町537
第3番 菅大臣神社 中京区仏光寺通新町西入る菅大臣町187
第4番 吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
第5番 長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13
第6番 與喜天満神社 桜井市初瀬1
第7番 威徳天満宮 吉野郡吉野町吉野山
第8番 道明寺天満宮 藤井寺市1-16$221240
第9番 佐太天神宮 守口市佐太中町7-16-25
第10番 大阪天満宮 大阪市北区天神橋2-1-8
第11番 露天神社 大阪市北区曽根崎2-5-4
第12番 福島天満宮 大阪市福島区福島2-8-1
第13番 長洲天満宮 尼崎市長洲本通3-5-1
第14番 (神戸市須磨区)綱敷天満宮 神戸市須磨区天神町2-1-11
第15番 休天神社 明石市大蔵天神町8-2511
第16番 曽根天満宮 高砂市曽根町2286
第17番 大塩天満宮 姫路市大塩町汐咲1-48-2
第18番 滝宮天満宮 綾香郡綾川町滝宮1314
第19番 御袖天満宮 尾道市長江1-11-16
第20番 厳島神社 廿日市市宮島町1-1
第21番 防府天満宮 防府市松崎町14-1
第22番 (福岡市博多区)綱敷天満宮 博多区綱場町5-7
第23番 太宰府天満宮 太宰府市太宰府4-1
第24番 上宮天満宮 高槻市天神町1-15-5
第25番 北野天満宮 上京区馬喰町