紹介動画
紹介内容
主祭神:
・菅原道真
摂社/末社:
・白太夫社
・八王子社
ほか
創建/建立時期:
・946年
与喜天満神社 とも書きます。
道真の先祖にあたる「野見 宿禰[のみの すくね]」が
当地の「初瀬[はせ]」出身にて、元々は「土師」の名字であった。
横にある長谷寺の文献より、946年に建立されたとの伝。
長谷寺で修行をしていた「神殿太夫武麿[こうどの たいふ たけまろ]」は、
ある日に高貴な老人が夢枕に立ったという。
2日後に自宅の前の石の上にその翁が座っており、
話をしてみると
「長谷寺の参拝にきた。」
との申したとの事。
翁は院の前にある川で禊ぎを行って、十一面観音を参拝し、瀧蔵権現に参ると、
急に黒雲が湧いてきてその翁を包んだ。
やがて晴れると立派な衣冠装束姿となっており、
「私は菅原道真です。私はこの良き山に神となって鎮座しよう。」
と語ったという。
武麿は社を建てて道真を祀ったのが始まりといいます。
與喜[よき]という神社号は、先述の道真が言った「良き山」が起源という。
この伝説を聞いた松浦武四郎は、菅公聖蹟二十五拝に選定し、
「第6番目」に列挙されております。
アクセス:
・近畿日本鉄道 大阪線 長谷寺 駅下車 長谷寺方面に向かって 徒歩20分程度。
・車では、長谷寺麓の有料パーキングが近くていいかと。
<CE見聞録>
京都から特急・準急と乗り継いで約70分程度の駅。駅から急な下り坂をおりて、
川沿いの平坦な道を進み、天満神社の山を登って…と
なかなか足腰が丈夫でないと、辛い位置にあったりします。
初瀬の界隈を見下ろす処にありて、なかなかの処でした。
また珍しく、お怒りモードの天神様の像が祀られているとの事で、
拝見できるタイミングに参詣するのがよいかもしれません。
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