紹介動画
紹介内容
主祭神:
・菅原道真
摂社/末社:
・なし
創建/建立時期:
・959年
金峯山寺[きんぷせんじ](現在はユネスコ世界文化遺産)で、
日蔵という僧侶が修行の最中に、仮死状態になったという。
その時に高貴な服装でありながら、地獄で制裁を受けている人物と会談。
詳しくを聞いてみたところ、
「私は敦仁(醍醐天皇)である。道真を大宰権帥として派遣した事は、
朕の失態であった。為にこの様に制裁を受けている。
現世に戻れたら道真を祀る社を作ってほしい」
との神託にも似た言葉であった。
また、道真とも会話できたようで、
道真の供養塔を建てる事を約束したとの事。
すると、仮死状態から戻れたので、この出来事を村上天皇に報告。
村上天皇は道真の対策に明け暮れる性格、即座に建立を許可。
修行の地である吉野金峯山寺に、道真の廟を建てたのがはじまり。
吉野は後醍醐天皇に縁があることから。
豊臣家も気を配っていたようで、秀頼の号令の元、
1600年頃に豊臣家からの出資で修築されたとの記録が残っています。
奇抜な出来事から、松浦武四郎も気に入ったようで、
「菅公聖跡二十五拝」に選出し「第7番目」としております。
アクセス:
・近畿日本鉄道 吉野線 吉野駅 下車 参道を30分ほど登った
金峯山寺の境内にあり。
<CE見聞録>
金峯山寺の一部として、本堂の直ぐ右前に鎮座。
後醍醐天皇が南朝を設置との事で、
歴史的にも由緒ある所なので、桜見物や金峯山寺参詣の
ついでにどうでしょう。.
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