タイトル

コラム - 菅公聖蹟二十五拝
ファイルNo

104
施設名

ダザイフテンマングウ
太宰府天満宮
所在地

福岡県
太宰府市太宰府4-1
紹介内容
主祭神:
・菅原道真
・島田忠臣(道真公の正妻の父)
・菅原是善(道真公の実父)
・伴氏(道真公の実母)
ほか


摂社/末社:
・福部社
・老松社
・御子社
・天開稲荷社
ほか


創建/建立時期:
・903年



菅公聖跡二十五拝 第23番にて、
「天神さんといえば」 北野天満宮 防府天満宮 大阪天満宮 と並ぶ所。

道真公は、平安京から左遷同然で、筑紫国の国府「太宰府」にやってきた。
※国府・・・今で言う「県庁」に相当。

この地でも持ち前の内政力を発揮されたものの、
道中の疲れがでたのか、病床につくも、着任のほぼ2年で死去。


平安京からの刺客に追われて、薩摩まで難を逃れたとも。


僧の「安行」により道真の祠廟が建立されたのが始まり。


数年後・・・


平安京では、落雷による火災、加茂川と桂川の洪水、飢饉といった天災が発生。
上京に水火天満宮が建立されて、一時の混乱は収拾されたが・・・

道真左遷の沙汰を下した「醍醐天皇」の崩御や、大臣と親類縁者が死去という状況に。

平安京一帯に
「道真公の祟りでは?」との噂が広まり、
完全に収拾がつかなくなったという。

そして道真公の墓所であるこの社が、増築される事になった。


さらに50年ほど時が過ぎた頃、
一條天皇の計らいにより「天満宮天神」の神号となった道真公の墓所として、
「太宰府天満宮」の名前が与えられたそうです。
※寄与時期は諸説あり。


アクセス:
・西日本鉄道 太宰府 駅下車 徒歩8分程度。
・九州自動車道 太宰府インターから 10分程度
 大規模なコインパーキングが多数。


<CE見聞録>
念願だった「太宰府参詣」やっとできました。
初参拝というこで、
公式サイトや境内の案内看板を見ずに、まずは直感で参拝しました。

本殿の裏手に摂社として、
師であり義父の島田忠臣公、実の両親、道真公の御子息は夫々と、
お社が並んでいるのをみて「わぉ!」と声を出してしまいました。
数箇所の天神さんを参拝するも、
身近な親族の社が並んでいるのは、見たことはありません。

続いて境内の案内看板を参照して、一回りを行ないました。
大きな境内には、梅だけでなく、躑躅が咲いており、
青々とした紅葉もありました。
四季折々の風景が楽しめれると思った次第であります。


再度の参拝をしたいですね。

現地の写真

頂いた御朱印

菅公聖蹟二十五拝
蝦夷国を「北海道」と命名した松浦武四郎公は、
実は天神さんの信者でした。
西日本での道真公縁の神社を巡っていた彼は、
訪問先で「鏡」を奉納していた。
さらに自分が歩いた軌跡として、なんと天神巡りの双六を作成。

これが菅公聖蹟二十五拝の始まりになります。
双六の所々には小さな天満宮や末社の天神さんもあったりします。
紹介動画

番号 社号 鎮座地 紹介
第1番 菅原院天満宮神社 上京区烏丸通下立売下る堀松町408
第2番 錦天満宮 中京区新京極通り四条上る中之町537
第3番 菅大臣神社 中京区仏光寺通新町西入る菅大臣町187
第4番 吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
第5番 長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13
第6番 與喜天満神社 桜井市初瀬1
第7番 威徳天満宮 吉野郡吉野町吉野山
第8番 道明寺天満宮 藤井寺市1-16$221240
第9番 佐太天神宮 守口市佐太中町7-16-25
第10番 大阪天満宮 大阪市北区天神橋2-1-8
第11番 露天神社 大阪市北区曽根崎2-5-4
第12番 福島天満宮 大阪市福島区福島2-8-1
第13番 長洲天満宮 尼崎市長洲本通3-5-1
第14番 (神戸市須磨区)綱敷天満宮 神戸市須磨区天神町2-1-11
第15番 休天神社 明石市大蔵天神町8-2511
第16番 曽根天満宮 高砂市曽根町2286
第17番 大塩天満宮 姫路市大塩町汐咲1-48-2
第18番 滝宮天満宮 綾香郡綾川町滝宮1314
第19番 御袖天満宮 尾道市長江1-11-16
第20番 厳島神社 廿日市市宮島町1-1
第21番 防府天満宮 防府市松崎町14-1
第22番 (福岡市博多区)綱敷天満宮 博多区綱場町5-7
第23番 太宰府天満宮 太宰府市太宰府4-1
第24番 上宮天満宮 高槻市天神町1-15-5
第25番 北野天満宮 上京区馬喰町