紹介内容
主祭神:
・菅原道真
・島田忠臣(道真公の正妻の父)
・菅原是善(道真公の実父)
・伴氏(道真公の実母)
ほか
摂社/末社:
・福部社
・老松社
・御子社
・天開稲荷社
ほか
創建/建立時期:
・903年
菅公聖跡二十五拝 第23番にて、
「天神さんといえば」 北野天満宮 防府天満宮 大阪天満宮 と並ぶ所。
道真公は、平安京から左遷同然で、筑紫国の国府「太宰府」にやってきた。
※国府・・・今で言う「県庁」に相当。
この地でも持ち前の内政力を発揮されたものの、
道中の疲れがでたのか、病床につくも、着任のほぼ2年で死去。
平安京からの刺客に追われて、薩摩まで難を逃れたとも。
僧の「安行」により道真の祠廟が建立されたのが始まり。
数年後・・・
平安京では、落雷による火災、加茂川と桂川の洪水、飢饉といった天災が発生。
上京に水火天満宮が建立されて、一時の混乱は収拾されたが・・・
道真左遷の沙汰を下した「醍醐天皇」の崩御や、大臣と親類縁者が死去という状況に。
平安京一帯に
「道真公の祟りでは?」との噂が広まり、
完全に収拾がつかなくなったという。
そして道真公の墓所であるこの社が、増築される事になった。
さらに50年ほど時が過ぎた頃、
一條天皇の計らいにより「天満宮天神」の神号となった道真公の墓所として、
「太宰府天満宮」の名前が与えられたそうです。
※寄与時期は諸説あり。
アクセス:
・西日本鉄道 太宰府 駅下車 徒歩8分程度。
・九州自動車道 太宰府インターから 10分程度
大規模なコインパーキングが多数。
<CE見聞録>
念願だった「太宰府参詣」やっとできました。
初参拝というこで、
公式サイトや境内の案内看板を見ずに、まずは直感で参拝しました。
本殿の裏手に摂社として、
師であり義父の島田忠臣公、実の両親、道真公の御子息は夫々と、
お社が並んでいるのをみて「わぉ!」と声を出してしまいました。
数箇所の天神さんを参拝するも、
身近な親族の社が並んでいるのは、見たことはありません。
続いて境内の案内看板を参照して、一回りを行ないました。
大きな境内には、梅だけでなく、躑躅が咲いており、
青々とした紅葉もありました。
四季折々の風景が楽しめれると思った次第であります。
再度の参拝をしたいですね。
|