紹介内容
主祭神:
・菅原道真
摂社/末社:
・白太夫社
創建/建立時期:
・延久年間(1069~1074年)
道真公が太宰府へ向かっている途中、
尾道で上陸して一夜を迎える事にした。
地元の人達が、都から来た人と大層喜んで、
麦飯と地酒でお持て成しをした。
しかし、京都からそれなりに日数がかかっており、
色々と品物を進呈し尽していたのもあり、
自画像と、着ている絹の着物を進呈する事にした。
長い事着ていたのでボロボロになっていたが、
比較的に袖の部分がシッカリとしていたので、
袖の部分を本体から切り離して進呈をしたそうです。
後に九州で道真公が逝去されたと情報が届くと、
住民達が自画像と袖を奉る社を、元々あったお寺に創建したのが始まりだそうです。
鎌倉時代に「御袖天満宮」と呼ばれるようになったそうで、
現在もお寺が犇く尾道の斜面に鎮座しております。
アクセス:
・JR山陽本線 尾道駅 もしくは JR山陽新幹線 新尾道 下車
路線バスで「長江口」下車 徒歩2分くらいで麓の階段。
階段を登った先にあります。
<CE見聞録>
お寺が犇く尾道のエリアに、ぽつんと神社が鎮座していいます。
南側は尾道の湾岸が見えており、急峻な斜面の処にあると解ります。
道真公はここに登って、海を見ていたのかもしれませんね。
そのあたりの記録がないのがミステリーです。
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