タイトル

コラム - 菅公聖蹟二十五拝
ファイルNo

198
施設名

ミソデテンマングウ
御袖天満宮
所在地

広島県
尾道市長江1-11-16
紹介内容
主祭神:
・菅原道真


摂社/末社:
・白太夫社


創建/建立時期:
・延久年間(1069~1074年)


道真公が太宰府へ向かっている途中、
尾道で上陸して一夜を迎える事にした。
地元の人達が、都から来た人と大層喜んで、
麦飯と地酒でお持て成しをした。
しかし、京都からそれなりに日数がかかっており、
色々と品物を進呈し尽していたのもあり、
自画像と、着ている絹の着物を進呈する事にした。
長い事着ていたのでボロボロになっていたが、
比較的に袖の部分がシッカリとしていたので、
袖の部分を本体から切り離して進呈をしたそうです。

後に九州で道真公が逝去されたと情報が届くと、
住民達が自画像と袖を奉る社を、元々あったお寺に創建したのが始まりだそうです。

鎌倉時代に「御袖天満宮」と呼ばれるようになったそうで、
現在もお寺が犇く尾道の斜面に鎮座しております。


アクセス:
・JR山陽本線 尾道駅 もしくは JR山陽新幹線 新尾道 下車
 路線バスで「長江口」下車 徒歩2分くらいで麓の階段。
 階段を登った先にあります。


<CE見聞録>
お寺が犇く尾道のエリアに、ぽつんと神社が鎮座していいます。
南側は尾道の湾岸が見えており、急峻な斜面の処にあると解ります。
道真公はここに登って、海を見ていたのかもしれませんね。
そのあたりの記録がないのがミステリーです。

現地の写真

頂いた御朱印

菅公聖蹟二十五拝
蝦夷国を「北海道」と命名した松浦武四郎公は、
実は天神さんの信者でした。
西日本での道真公縁の神社を巡っていた彼は、
訪問先で「鏡」を奉納していた。
さらに自分が歩いた軌跡として、なんと天神巡りの双六を作成。

これが菅公聖蹟二十五拝の始まりになります。
双六の所々には小さな天満宮や末社の天神さんもあったりします。
紹介動画

番号 社号 鎮座地 紹介
第1番 菅原院天満宮神社 上京区烏丸通下立売下る堀松町408
第2番 錦天満宮 中京区新京極通り四条上る中之町537
第3番 菅大臣神社 中京区仏光寺通新町西入る菅大臣町187
第4番 吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
第5番 長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13
第6番 與喜天満神社 桜井市初瀬1
第7番 威徳天満宮 吉野郡吉野町吉野山
第8番 道明寺天満宮 藤井寺市1-16$221240
第9番 佐太天神宮 守口市佐太中町7-16-25
第10番 大阪天満宮 大阪市北区天神橋2-1-8
第11番 露天神社 大阪市北区曽根崎2-5-4
第12番 福島天満宮 大阪市福島区福島2-8-1
第13番 長洲天満宮 尼崎市長洲本通3-5-1
第14番 (神戸市須磨区)綱敷天満宮 神戸市須磨区天神町2-1-11
第15番 休天神社 明石市大蔵天神町8-2511
第16番 曽根天満宮 高砂市曽根町2286
第17番 大塩天満宮 姫路市大塩町汐咲1-48-2
第18番 滝宮天満宮 綾香郡綾川町滝宮1314
第19番 御袖天満宮 尾道市長江1-11-16
第20番 厳島神社 廿日市市宮島町1-1
第21番 防府天満宮 防府市松崎町14-1
第22番 (福岡市博多区)綱敷天満宮 博多区綱場町5-7
第23番 太宰府天満宮 太宰府市太宰府4-1
第24番 上宮天満宮 高槻市天神町1-15-5
第25番 北野天満宮 上京区馬喰町