タイトル

コラム - 菅公聖蹟二十五拝
ファイルNo

98
施設名

ジョウグウテンマングウ
上宮天満宮
所在地

大阪府
高槻市天神町1-15-5
紹介内容
主祭神:
・菅原道真


摂社/末社:
・野身神社
・皇大神宮
・厳島社
ほか


創建/建立時期:
・993年


元々は、「武日照命[たけひらとりのみこと]」が光臨した山と言うことで、
武日照命を祀る社があったとのこと。
さらに「野身神社」は、道真公の先祖である土師氏の氏神であった。
道真公は太宰府に向う道中、参詣を行なわれたという。

数年後に子孫が当地参拝の時に、道真の絵が奉納されたという。

菅公聖蹟二十五拝 24番目の天神さんにて、
実は京都の「北野天満宮」より先に建立されており、
そこから「上宮」と呼ばれた為にこの社号になったそうです。


室町時代では、
かの織田信長が摂津攻略に際し、本陣を置いた場所。
立地的にも小高い山という事で、戦略的にも抜群の立地ですね。



アクセス:
・JR東海道本線(京都線) 高槻 駅 下車 北へ300mほどで麓。
 がんばって登ってください。
・車では 西国街道 「天神1丁目」の交差点の北側が上り口。
 直ぐ横に車用の道があり、境内横に10台程度とめれます。


<CE見聞録>
しょっちゅう訪問していた祖母の実家(鉄工所)から500m程にあるのに、
40才になるすこし前に初訪問という、「近くて遠い」天神様でした(笑)。
15才若ければ、間違いなく徒歩で参詣していた事でしょう。
今回は時間的な都合などの為に愛車で参詣・・・
愛車(MT車)で1速に落として登る何気に急な坂を登った先は、
コンパクトに色々な社殿がまとめられている処の印象でした。

現地の写真

頂いた御朱印

菅公聖蹟二十五拝
蝦夷国を「北海道」と命名した松浦武四郎公は、
実は天神さんの信者でした。
西日本での道真公縁の神社を巡っていた彼は、
訪問先で「鏡」を奉納していた。
さらに自分が歩いた軌跡として、なんと天神巡りの双六を作成。

これが菅公聖蹟二十五拝の始まりになります。
双六の所々には小さな天満宮や末社の天神さんもあったりします。
紹介動画

番号 社号 鎮座地 紹介
第1番 菅原院天満宮神社 上京区烏丸通下立売下る堀松町408
第2番 錦天満宮 中京区新京極通り四条上る中之町537
第3番 菅大臣神社 中京区仏光寺通新町西入る菅大臣町187
第4番 吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
第5番 長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13
第6番 與喜天満神社 桜井市初瀬1
第7番 威徳天満宮 吉野郡吉野町吉野山
第8番 道明寺天満宮 藤井寺市1-16$221240
第9番 佐太天神宮 守口市佐太中町7-16-25
第10番 大阪天満宮 大阪市北区天神橋2-1-8
第11番 露天神社 大阪市北区曽根崎2-5-4
第12番 福島天満宮 大阪市福島区福島2-8-1
第13番 長洲天満宮 尼崎市長洲本通3-5-1
第14番 (神戸市須磨区)綱敷天満宮 神戸市須磨区天神町2-1-11
第15番 休天神社 明石市大蔵天神町8-2511
第16番 曽根天満宮 高砂市曽根町2286
第17番 大塩天満宮 姫路市大塩町汐咲1-48-2
第18番 滝宮天満宮 綾香郡綾川町滝宮1314
第19番 御袖天満宮 尾道市長江1-11-16
第20番 厳島神社 廿日市市宮島町1-1
第21番 防府天満宮 防府市松崎町14-1
第22番 (福岡市博多区)綱敷天満宮 博多区綱場町5-7
第23番 太宰府天満宮 太宰府市太宰府4-1
第24番 上宮天満宮 高槻市天神町1-15-5
第25番 北野天満宮 上京区馬喰町