タイトル

コラム - 菅公聖蹟二十五拝
ファイルNo

76
施設名

ナガステンマングウ
長洲天満宮
所在地

兵庫県
尼崎市長洲本通3-5-1
紹介動画


紹介内容
主祭神:
・菅原道真


摂社/末社:
・なし


創建/建立時期:
・平安時代と思われる


菅原道真公が太宰府へ向う途中、潮を待つ時間の関係で、
神崎川から「大物が浦」に上陸し、
砂浜を「長洲の里」へ向けて散策していた。

そんな時、村の老婆が道真公の足を洗ってあげたという。
その時に使った水が、当天神の池の湧き水であったそうな。

道真公はお礼にと
「人知れず 移る涙は 津の国の 長洲と見えて 袖とぞ朽ちぬる」
と歌と自画像を贈ったそうです。

道真公が亡くなった事を聞いた村人たちは、
池の周辺を整備し、道真公の自画像を飾る社を立てたという。

これが長洲天満宮の始まりだそうです。

その後、天災などで壊れては修築が施され、
現存の棟札によると、1607年にも行なわれた。

1995年 阪神淡路大震災 で大破。
2000年 再建されて今に至る。


アクセス:
・JR東海道本線(神戸線)/東西線/福知山線(宝塚線) 尼崎駅 下車
 または 阪神電鉄 大物駅 か 杭瀬駅 下車
 阪神バス(旧 尼崎市営交通)乗車 天満神社 下車で目の前。
・JR尼崎駅から南へまっすぐの幹線道路沿いですが、
 駐車場もスペースもありません。公共交通機関をご利用ください。


<CE見聞録>
尼崎の中心部の幹線沿いにて、
JRと阪神の駅間の真ん中あたりにあります。

昔の街道筋から考えると、ちょっと離れたあたりのようで、
道真公はこのまま湾岸沿いに明石方面へ向われたと考えられますね。

現地の写真

菅公聖蹟二十五拝
蝦夷国を「北海道」と命名した松浦武四郎公は、
実は天神さんの信者でした。
西日本での道真公縁の神社を巡っていた彼は、
訪問先で「鏡」を奉納していた。
さらに自分が歩いた軌跡として、なんと天神巡りの双六を作成。

これが菅公聖蹟二十五拝の始まりになります。
双六の所々には小さな天満宮や末社の天神さんもあったりします。
紹介動画

番号 社号 鎮座地 紹介
第1番 菅原院天満宮神社 上京区烏丸通下立売下る堀松町408
第2番 錦天満宮 中京区新京極通り四条上る中之町537
第3番 菅大臣神社 中京区仏光寺通新町西入る菅大臣町187
第4番 吉祥院天満宮 南区吉祥院政所町3
第5番 長岡天満宮 長岡京市天神2-15-13
第6番 與喜天満神社 桜井市初瀬1
第7番 威徳天満宮 吉野郡吉野町吉野山
第8番 道明寺天満宮 藤井寺市1-16$221240
第9番 佐太天神宮 守口市佐太中町7-16-25
第10番 大阪天満宮 大阪市北区天神橋2-1-8
第11番 露天神社 大阪市北区曽根崎2-5-4
第12番 福島天満宮 大阪市福島区福島2-8-1
第13番 長洲天満宮 尼崎市長洲本通3-5-1
第14番 (神戸市須磨区)綱敷天満宮 神戸市須磨区天神町2-1-11
第15番 休天神社 明石市大蔵天神町8-2511
第16番 曽根天満宮 高砂市曽根町2286
第17番 大塩天満宮 姫路市大塩町汐咲1-48-2
第18番 滝宮天満宮 綾香郡綾川町滝宮1314
第19番 御袖天満宮 尾道市長江1-11-16
第20番 厳島神社 廿日市市宮島町1-1
第21番 防府天満宮 防府市松崎町14-1
第22番 (福岡市博多区)綱敷天満宮 博多区綱場町5-7
第23番 太宰府天満宮 太宰府市太宰府4-1
第24番 上宮天満宮 高槻市天神町1-15-5
第25番 北野天満宮 上京区馬喰町